皆様、こんにちは。1月4日付で院長に着任しました、山地孝拡です。
本日はわたしの自己紹介をさせて頂きたいと思います。出身地は横浜で、小学校から高校まで神奈川県の桐蔭学園に在籍しておりました。横浜市立大学医学部医学科を2013年に卒業し、神奈川県大和市立病院にて初期研修、腎臓内科医員を経て、横浜市立大学医学部医学研究科博士課程に進学、大学病院に勤務しつつ、医学博士を取得後、シンガポールにありますDuke-NUS medical schoolのThomas Coffman学長の研究室で2年半にわたり、糖尿病性腎症の研究を行っておりました。海外在住中に他界した祖父の事がきっかけで帰国後は訪問診療に従事、しろひげ在宅診療所、横浜綱島フォレスト在宅クリニックを経て当院での勤務を始めております。
眞田クリニックは眞田院長が開設され、脳神経外科に特化したクリニックとして地元の方々に信頼を頂いておりました。わたくしもその信頼に応えるべく、日々研鑽を積みながら地域の皆様のお役に立てるように邁進してまいります。当院ではCT、レントゲン、エコー、脳波も完備しており、熟練した技術を持つ技師が検査対応させて頂いております。脳神経系の疾患に限らず、心不全をはじめとした循環器疾患、喘息、気管支炎などの呼吸器疾患、胃腸炎などの消化器疾患など内科全般でお困りの事がございましたら、是非一度ご相談頂ければと思います。
併せて当院ではわたくしのもう一つの専門分野である、訪問診療にも力を入れております。超高齢化社会である昨今、加齢による衰弱が起きた患者様をなかなか病院の方で受け入れが出来ない事例が散見されております。訪問診療ではご自宅で穏やかにお過ごし頂けるように、患者様の医療関係のことはもちろん、生活環境から必要な社会的支援に至るまでお手伝いする事が可能です。具体的にはケアマネジャーさん、訪問看護師さん、訪問介護士さんなど多職種の方々と連携を取ることで、患者様のご自宅での生活をご支援します。ご自宅で最後の最後まで診させて頂きますし、24時間365日、何かお困りごとがあった際は対応が可能となっております。また患者様の身体的な苦痛はもとより、精神的な痛みにも寄り添えるような診療を心がけて参ります。近年の訪問診療では、その仕組みが大きく発達した事もあり、癌をお持ちの患者様の痛みの緩和から、肺炎の患者様の酸素投与や点滴に至るまで、ご自宅で病院とほとんど変わらない医療を提供出来るようになっております。もちろん患者様、ご家族様がご希望されれば、大きい病院への入院のご相談も可能です。現在、通院がなかなか難しくなられたり、付き添いなどご家族様の御負担が大きい場合は、一度わたくしや当院へご相談のお電話頂ければ幸いです。分かりやすくご説明させて頂きます。
今後とも眞田クリニックを末永く宜しくお願い申し上げます。
2025年1月27日 院長 山地孝拡